「変革」に挑戦、イノベーションを生み出す

日頃より三井住友海上をご愛顧賜り、厚く御禮申し上げます。

昨今、新型コロナウイルス感染癥が、世界中で猛威を振るっています。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、感染された方々やそのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、晝夜を問わず、この対策に取り組まれている世界中の保健機関、醫療関係者の皆さまに敬意を表し、深く感謝申し上げます。
當社は、お客さま?代理店?社員等の感染防止に最大限努めながら、保険の引受けや保険金のお支払い、新しい生活様式(テレワーク等)を支援する保険やサービスの提供など、保険會社としての社會的使命を果たしてまいります。

2019年は、臺風15號?臺風19號など2年連続となる大規模な自然災害が発生し、大きな被害をもたらしました。當社はこれまでも、ドローンやビデオチャット等のデジタル技術を活用し、スピーディーかつ確実な保険金のお支払いに取り組んでまいりました。
2020年も水災調査にAIを導入するなど、今後も保険金のお支払い態勢を一層強化し、一日も早い被災地域の復興、皆さまの安心?安全な暮らしの回復を支援できるよう、努めてまいります。

2018年度からスタートした4年間の中期経営計畫「Vision 2021」は、前半2年のステージ1が終了し、本年度より後半2年のステージ2となります。當社は、この「Vision 2021」で「世界トップ水準の保険?金融グループの実現」と「環境変化に迅速に対応できるレジリエントな態勢の構築」をめざしています。ステージ2では、ステージ1での課題や事業環境の変化を踏まえ、「変革のステージ」として、以下の「変革」に取り組んでまいります。

  • 1.デジタライゼーション
    デジタル技術の活用により、損害保険ビジネスのあり方や業務プロセスを変革し、お客さま體験価値の向上、競爭力強化、業務効率化を実現します。
  • 2.社員の仕事の変革
    デジタライゼーションを起點とした各種施策の展開、組織評価制度や人事制度?運営の見直しにより、あらゆる領域の社員の仕事を、創造的で付加価値の高いものに変革します。
  • 3.海外事業の変革
    新たな海外事業體制(2020年1月 組織改編)のもと、本社によるガバナンスの強化と各地域間の連攜をさらに強化することで、海外事業の持続的な成長基盤を構築します。
  • 4.ポートフォリオ変革
    変わりゆくお客さまニーズに対応した保険種目の販売や海外事業の強化により、ポートフォリオを変革し、事業の安定化を図ります。

新型コロナウイルス感染癥の感染拡大により、私たちの生活様式は一変しました。しかし、このような困難に直面したときこそ、あらゆる領域で「変革」に挑戦することで、イノベーションが生まれると考えています。當社は、「変革」に挑戦しイノベーションを生み出すことで、これまで以上にお客さまに信頼され、選ばれる保険會社をめざします。
また、引き続き「社會との共通価値の創造(CSV:Creating Shared Value)」に取り組み、経営理念である「安心と安全を提供し、活力ある社會の発展と地球の健やかな未來を支える」ことに、邁進してまいります。

今後とも、一層のご愛顧、お引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

三井住友海上火災保険株式會社

取締役社長 原 典之